Android版 風来のシレンの感想
Twitterの自己紹介にシレンジャーと書いてたぐらいにはシレン大好きなMhage。シレンはシングルプレイのゲームの中ではおそらく最も遊んでいるゲーム。シレン(SFC、DS)、シレン2(N64) 、シレン4(DS)、シレン5(DS, Vita)どれも数100時間プレイ。最難関ダンジョンで縛りプレイ(草や壺などを使用禁止にして攻略)をするのが趣味。
さて、先日発売されたAndroid版シレン。これはシレン(DS)がベース。シレン(DS)はやや粗削りだったシレン(SFC)のリメイク版。シレン4や5に比べるとシステムはシンプルで難易度はやや低い。しかしそれでも最難関ダンジョン フェイの最終問題は1回目でクリアできず4回目の挑戦にしてようやくクリアできた。
ゲームの内容自体はシレン(DS)と全く同じで、面白さは全く遜色なし。多少のバグはあるけどそのうちバージョンアップで訂正されると思われる。
ちょっと残念なのはその操作性。従来のシレンはシンプルな演出と快適な操作性でサクサク進められるのも魅力の一つだった。手元を見ずに複数のボタンを同時に押せるゲームコントローラでは実に素早く操作することが出来た。しかしタッチパネルではそれが出来ない。また操作ミスをしやすい。一手のミスが命取りになるシレンでは一手一手画面を見ながら慎重にタッチしなければならない。従来のシレンファンからするとそれは結構ストレスであり、プレイ時間は倍以上かかる。フェイの最終問題をクリア後に、さらに縛りプレイまでやり続けようとは思わなかった。
とはいえ、のんびり時間をかけて遊ぶ分には大変楽しい素晴らしいゲームであることに間違いはない。またオートセーブでいつでも中断出来るというのがシレンの特徴。ちょっとした時間の合間にプレイするという現代のプレイスタイルの人はこのAndroid版シレンにマッチするのではないだろうか。手応えのある頭脳ゲームを望む人はぜひプレイしてみて欲しい。